本文へジャンプ                                                            消費と生活は、昭和41年(1966年)創刊の消費者総合雑誌です。
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   消費者総合雑誌「消費と生活」は昭和41年(1966年)創刊。2025年10月、59周年を迎えました。
  ㈱消費と生活社は、2017年消費者支援功労者表彰でベスト消費者サポーター章」を受賞しました。
    2025 年1 月28 日(火)、「OOC ファイル(アウトオープンコンビネーションンファイル)商標登録出願
    中」の記者発表会兼セミナーを新橋にて開催しました。

   
                            
         最新号 
2026年7月1日発行号 No390
      
                                                        表紙 「星のや奈良監獄」(奈良市)

〈グラビア〉
消費者月間シンポジウム/ ACAP定時総会記念講演会/日本消費生活問題研究所消費者法セミナー
/ 14兆円を超える通販マーケット
〈特集〉
ワイド特集 SNSはファクトチェックして賢く使おう 編集部
様々に手口を変化させる偽メールの手口に用心 多田文明
消費者対応のAI利用はどこまで進んでいる?深山智理
〈商品情報〉
栄養ドリンクを味方につけて今感じている不調にセルフケア!
熱中症予防行動を実践しよう こまめに水分補給!汗をかいたら塩分も!
気になる夏の臭い、進化する消臭剤
〈連載〉
やぶにらみ社会学 268 公害闘士の分岐点 足立則夫
消費者センターめぐり 250 奈良県県民くらし相談センター
消費者問題なう AIに相談したら 猪瀬 聖
コンシューマー・アイ キャッシュレス決済に思うこと 後藤かおり
こんしゅまあ歳時句 盛夏
〈消費者情報〉
消費者被害・トラブル約7.6兆円/消費者ホットライン188認知3割/オンライン診療のトラブル
にご注意/「家族葬だから安い」と思っていませんか?/高齢者の怒りや不快感を誘発するもの/
消費者教育支援センター消費者教育教材表彰
〈話題〉
熱中症対策は塩分補給と体温管理(ミドリ安全)
「SEKマーク」でニオイ対策と清潔なくらしを((一社)繊維評価技術協議会)
ウルトラファインバブルの快適さを実感(リンナイ)
もらって嬉しいオイルギフト(日清オイリオグループ)
住宅めぐり『 グランツーユー FR』(積水化学工業住宅カンパニー)
消費者として知っておきたい医療費(パート1)
暮らしの商品情報 甘味が引き立つ夏の塩スイーツフェア/牛乳だけで袋で作れるアイスの素/凍
らせてシャリっと冷やそうめん/「炎舞炊き」ごはんのさらなる弾力を実現/様々な物に形を変え
て活躍する塩ビ/世代や性別を問わないハイスペック ケアシリーズ
cinema 7月・8月公開の作品
BOOKSTALL
読者のひろば
羅針盤・編集後記

羅針盤(消費と生活のコラムデジタル時代の著作権

  最近動画サイトを見ていると、AIで作成したものが増えている。AI表示をサイト運営が推奨しており、その表示があるものもあるのだが、表示のないものも多い。
 猫がしゃべったりすればもちろんA I だと思うが、ショートドラマなど、あたかも中国の役者の顔のような(白塗りが多いのだが)俳優が演技して、ちょっと見には見分けがつかない場合もあ
る。人が演技をしていないAIドラマを見るために多くの人が課金をしているわけだ。
 将来は本物の人間の俳優は少なくなってしまうのだろうか。俳優のみならず、監督や撮影などの製作スタッフも職を失うのだろうか?
 また、こういうAIの動画で気になるのが、人物設定は違うのだけれどもストーリーが同じものがいくつもある。
 猫がしゃべる動画にも幼稚園に行く子猫が抱きついて「ママ一番にお迎え来てね。ママに会いたくなる」と去り、「また午後ね。おやつ忘れないでね」と振り返る作品をいろんな人が作っている。
 この脚本の著作権は一番最初に動画をあげた人にあるはずだが、AI技術になってコピーは簡単にできるために著作権を遵守する機運も薄れているように感じる。
 かつて太宰治が「斜陽」の執筆に、太田静子の日記のかなりの部分をそのまま引用したことも太田静子が「斜陽日記」を出版したことで判明したが、AIデジタル時代ではそういう主張や証明ができるのか、動画などの作品寿命が短いために著作権の権利が守られるのか、あやふやになる。
 ただ、この動画がバズっているから同じものを作って再生回数を稼ごうとする人が増えたら動画サイトも似たようなもので溢れ、つまらないものになってしまうだろう。
 また、そんな環境で育つ子どもたちが他人の作品に対する敬意を忘れ、真似や盗用が当たり前の感覚になってしまうとしたら大きな問題のような気がする。
 子どもたちにはオリジナルへの敬意を忘れないようなデジタル教育も必要になってくるだろう。
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