本文へジャンプ                                                            消費と生活は、昭和41年(1966年)創刊の消費者総合雑誌です。
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   消費者総合雑誌「消費と生活」は昭和41年(1966年)創刊。2024年10月、58周年を迎えました。
  ㈱消費と生活社は、2017年消費者支援功労者表彰でベスト消費者サポーター章」を受賞しました。
    2025 年1 月28 日(火)、「OOC ファイル(アウトオープンコンビネーションンファイル)商標登録出願
    中」の記者発表会兼セミナーを新橋にて開催しました。

   
                            
         最新号 
2025年9月1日発行号 No385
      
                            表紙 「ジャングリア」(沖縄県今帰仁村)

〈グラビア〉
消費者教育シンポジウム/消費者志向経営セミナー/食と暮らしの未来ウィーク/小学生の食育・クッキングコンテスト/第11回東京猛暑対策展

〈特集〉
消費者がまんまと騙されるネットの動画広告 編集部
マッチングアプリをアプリを悪用したロマンス詐欺や投資詐欺が頻発 多田文明
続・医療資源を消費者として考える 深山智理

〈商品特集〉
たまごパワーで毎日元気に過ごそう!
誰でも名シェフになれそうなオート調理の最新ガスコンロ

〈連載〉
やぶにらみ社会学263 逆転の立役者 足立則夫
消費者センターめぐり 245 高松市消費生活センター
消費者問題なう 最高裁判決 猪瀬聖
コンシューマー・アイ 空を見上げてみませんか 児仁井みどり

〈消費者情報〉
お風呂用防カビ剤、P&Gジャパンに措置命令/水回りトラブル対応業者に料金差で注意喚起/ESTA等の申請代行サイトトラブル/消費者教育教材資料表彰/全国消団連、お米の学習会を開催/熱中症救急搬送累計7万人/電気製品認証協議会が講演会/EPSの有効利用率は94.2%

〈話題〉
タカラ「焼酎ハイボール」キレの5%(宝酒造)
「ニップン めちゃラク」シリーズに期間限定スコーンミックス新登場(ニップン)
圧力をかけずに炊く「もち×あま」ごはん 三菱ジャー炊飯器(三菱電機)
愛され続けて30周年植物由来でカロリーゼロの甘味料「ラカントS」(サラヤ)
災害時の避難所や熱中症対策のために体育館にLPガス仕様のGHP
水が不要で開封後すぐに食べられる美味しさにこだわったレトルトご飯(ミドリ安全)
優れた特性で地球環境を守る発泡スチロール(発泡スチロール協会)
暮らしの商品情報 少ない油で食感の良い揚げ物を/大豆のお肉ミンチがサラダコスモとコラボ/ノンアルコール和梨サワー/濃厚さとコクを愉しむ発酵バター/オメプラゾール配合胃腸薬/収納空間にふわっと清潔感のある香りを提案

cinema 9月・10月公開の作品
BOOKSTALL
読者のひろば
羅針盤・編集後記

羅針盤(消費と生活のコラム)終戦80周年 平和への決意

  うだるような暑さと蝉時雨の8月15日、終戦記念日を迎えた。今年は80周年だという。戦争末期には16、17歳の少年兵も戦場に送られたそうだが、存命ならば96、7歳となる。戦場に赴いた人達のほとんどがこの世にいない時代になった。
 95歳で亡くなった鈴木郁江さんは被爆のつらい記憶にフタをして生きて来られたが、テレビで見るウクライナの様子を見て、あの日、広島で見た光景と重なると感じ、95歳になった時にテレビのインタビューに応えた。
 「爆風でやられてぼろぼろに焼けてしまった着物を着た人が来るんですよ。それがばたばた倒れていって。水をくれー、水をくれーっていうあの声が頭から離れないんです。あっちでもこっちでも死体が山積み。これは人間の世界じゃない」。
 がれきの下から這い出た鈴木さんは助かったが、いつものようにおしゃべりをして、隣にいた友人は亡くなった。 
 8月6日の広島の平和記念式典で、湯崎広島県知事は、「核兵器廃絶は決して遠くに見上げる北極星ではありません。被爆で崩壊した瓦礫に挟まれ身動きの取れなくなった被爆者が、暗闇の中、一筋の光に向かって一歩ずつ這い進み、最後は抜け出して生を掴んだように、実現しなければ死も意味し得る、現実的・具体的目標です。
 〝諦めるな。押し続けろ。進み続けろ。光が見えるだろう。そこに向かって這っていけ〟(核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)の2017年ノーベル平和賞受賞式でのサーロー節子さんの演説)。
 這い出せず、あるいは苦痛の中で命を奪われた数多くの原爆犠牲者の無念を晴らすためにも、我々も決して諦めず、粘り強く、核兵器廃絶という光に向けて這い進み、人類の地球の生と安全を勝ち取ろうではありませんか」と訴えた。
 抑止力のために核は重要だという風潮に対してのアンチテーゼの叫びだった。
 何をしたら戦争で亡くなった人達に報いることができるのか、深く考えた夏だった。
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