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消費者総合雑誌「消費と生活」は昭和41年(1966年)に創刊以来半世紀




《トピックス》
㈱消費と生活社は、2017年消費者支援功労者表彰で「ベスト消費者サポーター章」を受賞しました
                          
「消費と生活」は今年10月1日で創刊54周年を迎えます。

《最新号》「消費と生活」No353 5月1日発行号

          

                            
表紙「民族共生象徴空間」ウポポイ(北海道
<特集>

ワイド特集 消費者の視点から新型コロナ感染を考える 
謎の新型コロナから身を守る法
新型コロナウイルス便乗詐欺・悪質商法

<商品特集>   

ヨーグルト・乳酸菌飲料、冷凍食品、食用油
   

新着情報羅針盤 午後8時に拍手を 感謝から生まれる連帯 

  
  新型コロナウイルスが世界で猛威を振るっている。
 日本のクルーズ船の集団感染の処置に関して批判を寄せていたヨーロッパの各国があれよあれよという前に医療崩壊を起こし、死者数は日ごと増えている。
 「日本でオリンピックができなかったら是非わが国で」と提案していたイギリスも4月19日現在で感染者数11万4217人、死者数1万5464人(対して日本は感染者数1万219人、死者数161人)という惨憺たる状況だ。チャールズ皇太子やボリス・ジョンソン首相も罹患し、首相はICUで治療を受けるぐらい重篤化した。
 医療崩壊した現場では人工呼吸器一台にチューブを二つつなげるなどして対応しているが、それでも足りない時はどの患者を助けるのかというトリアージ(治療の優先順位)の決定や自身の感染リスク、現場の多忙さなど、医療従事者は様々なストレスに晒されている。
 そんな中、3月26日の午後8時を合図にイギリス国内のあちこちで人々の歓声と拍手が鳴り響いた。治療の最前線で働く医療従事者を励ますためのもので、ネットの呼びかけに応えたものだった。すでにイタリア、フランス、オランダなどヨーロッパ各地
では医療関係者に拍手を送るイベントが開催されていた。
 様々な災害に直面した時に「自分は生き残れるのだろうか」と生存の危機に恐怖を覚え、食料品やトイレットペーパーなどを買い込み、医療機関に駆け込む。そういう切羽詰まった行動を取りがちなのは人間だから仕方のないことだろう。
 しかし、一度冷静になって周りを見渡してみれば自分より大変な思いをしている人は多く、自分を犠牲にしても人のために働こうと頑張っている人もいる。その人たちのことを考えてみよう。できれば感謝と激励を伝えたい。そういう気持ちのこもった拍手だから医療従事者の明日への活力になるはずだ。医療従事者に限らず今回のコロナ禍で大変な思いをしている方々に心から拍手を送りたい。

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